COVID-19(新型コロナウイルス)の罹患に関連する味覚・嗅覚障害の出現が報告されており,これに伴い,同疾患に関連する口腔疾患の問い合わせをいただいております。
同疾患が疑われる方(継続する発熱・せき,周辺に罹患者がいる等)は,院内感染予防のため,まずは自治体の専用相談窓口(下記例:札幌市)へお問い合わせください。
札幌市 新型コロナウイルス感染症について(下方に各種相談窓口の連絡先が記載されております)
https://www.city.sapporo.jp/kinkyu_202002.html
<以下4/10追記>
味覚嗅覚の症状は感冒やインフルエンザ等さまざまな原因で出現します。以下をご参考になさってください。
①味覚・嗅覚が鈍く感じるだけで他に症状が無い方
まだ不明な点も多いですが,急に味覚や嗅覚が鈍く感じる場合COVID-19の初期症状である可能性もあります。まずは医療機関を受診せず自宅療養するとともに毎日検温を行い,万一の場合の感染拡大予防のため,十分な手洗いやマスク着用を推奨します。
そのほかにも様々な原因で味覚嗅覚の異常をきたす場合がありますが,基本的には受診を急ぐ必要はなく自然軽快する場合もあります。まずはご自宅にて様子を見てください。
参考:日本耳鼻咽喉科学会
http://www.jibika.or.jp/citizens/covid19/mikaku.html
②味覚や嗅覚の異常に伴い,4日以上継続する発熱(37.5℃以上),倦怠感,咳などの症状がある場合など
前述のとおり直接医療機関を受診せずに,まずはご自宅から各自治体や厚労省の相談窓口へお問い合わせください。
*なおCOVID-19については未だ不明な点も多く,今後提供する情報が変化する場合がございます。